「サッカーの間合いについて良く分からない…」
こんな疑問をお持ちの子供がサッカーをやっている親御さん向けに記事を書いていきたいなと思います。
子供がクラブチームなどでサッカーを練習していると、『間合を考えろ』とか『間合いが悪い』など言っているのを耳にするかと思います。
私自身はサッカーを習っていたわけではないので、前までは『サッカーで言う間合って、一体どういう事なんだ~?』って思っていました。
調べ出したきっかけと言うのは、息子のサッカースキルを向上させる為だったんですが、サッカーの間合いってかなり奥が深くて大事なポイントなので知らないのは勿体ないという事が分かりました。
理解しているのと理解していないのでは、子供のドリブル能力に大きな影響が出てきてしまうので、是非これから紹介する内容を参考にして頂ければなと思います。
今回のテーマは、
- 初心者でも分かるサッカーの間合いを伝授
- サッカーの試合で活きる間合いの取り方
この2つについて詳しく紹介していきます!
間合いについて理解を深め子供のドリブル能力を向上させましょう(^^)bb
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初心者でも分かるサッカーの間合いを伝授
『サッカーで言う間合いって、一体どういうことなんだ~…』
はいっ
間合いの正体は、
間合い = 距離 × 角度
間合いって相手と自分との距離だと思っている初心者の方ってとても多いと思いますが、サッカーで言う間合いは角度も入ってきます。
私自身、相手と自分との距離の事だと思っていたんですが、ドリブルデザイナー岡部さんの「99%抜けるドリブル理論」っていう本を買って、サッカーで言う間合いは違うんだなって事を学びました。
初心者の私でも分かりやすく説明してくれている本で、サッカーを勉強したい親御さんにはおススメです(^^)
99%抜けるドリブルって、一体どうやるんだってワクワクして買ってしまいました。笑
話が少し逸れてしまいましたが、サッカーの間合いの距離と角度の意味は以下になります。
距離:目の前の相手が思い切り足を伸ばしてもギリギリ届かない距離
角度:相手が「来る」と分かっていてもヨーイドンで走って勝てる角度
間合いの図
図だと、このようになりますね。
ドリブルデザイナーの岡部さんの言葉を借りるとすれば、相手と自分の距離を保ちつつ迂回して自分の勝てる角度に忍び込んでヨーイドンで相手を抜き去るという感じになります。
90°に近づけば近づくほど勝てる角度になるんですが、相手より自分の足の方が速いと思うのであれば、より手前の角度で勝負を仕掛けてもOKです。
とは言っても、言葉で言うのは簡単なんですが、実際に相手は動いているわけなので距離というのは常に変わってきます。
なので、常時相手と自分の間合いを考えながらボールをキープしなければいけないので、一筋縄で修得できる代物ではありません…(^^;)
続いては、相手の動作を考えた間合いの取り方について説明していきます。
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サッカーの試合で活きる間合いの取り方
サッカーの試合では、実際に相手が動いているわけなので状況に応じて間合いの取り方というのは常に変化します。
ここでは、相手の動作を3つの状況に分けて間合いの取り方を考えていきます。
- 動かない場合
- 足を伸ばしてくる場合
- じりじり詰め寄ってくる場合
それぞれの項目について、簡単に説明していきますね。
動かない場合
これは、相手が一歩も動かない事を想定していますが、この状況下って意外と多いです。
ディフェンダーは一気に突っ込むと、交わされてしまった後がヤバい状況になるのであえて時間を稼ごうとするケースがあります。
小学生の低学年・中学年位であればこんな事を考える子供ってあまりいないかもしれませんが高学年位だと段々とこのような状況が見られてきますね。
相手が動かない場合は、間合いを意識しつつ迂回して勝てる角度までボールを運び縦ドリブルでDFを抜き去りにしましょう!
足を伸ばしてくる場合
これは、相手が一気にボールを奪い取ろうとして足を伸ばしてくる状況下を設定しています。
幼稚園や小学低学年・中学年だと割と一気にボールを取りに来るケースが多いので、この状況をよく目にします。
一気にボールを奪いに来る相手に対しては、ダブルタッチが効果抜群!
息子もよく高学年のお兄さんたちに、ダブルタッチで一瞬で交わされていたなって思い出します。笑
なので、一気に足を伸ばしてボールを奪い取りに来る相手に対しては、ダブルタッチで一瞬で置き去りにしましょう!
メッシ選手の試合を見ていると、ダブルタッチで相手を一瞬で交わして置き去りにしているのをよく目にしますね~。
じりじり詰め寄ってくる場合
これは、相手が自分に対してじりじりと距離を詰めてくる状況下を設定しています。
この場合は、相手と自分との距離は変えないように、相手が近づいてくるなら自分も下がって距離を保ち、そしてさり気なく勝てる角度に迂回して一気に突破するようにしましょう!
このやり取りをしている最中でも、シザースなどのフェイントを入れる工夫をしてみると、勝てる角度にさり気なく移動し易いです。
以上、相手の動作を3つの状況に分けて間合いの取り方を説明してきましたが、根本的には距離と角度についての考えは一緒になります!
常に動く相手を目の前に間合いを取るのってなかなか難しいですが、日々間合いを考えながらサッカーをすれば必ず習得できます。
先程も紹介しましたが、ドリブルデザイナー岡部さんの「99%抜けるドリブル理論」の本を読めば、今説明してきた内容をより一層深く追求出来るようになります。
何もわかっていない初心者だった私でも、間合いについて理解を深める事が出来ましたよ~!
まとめ
今回は、『サッカーの間合いについて良く分からない…』
こんな疑問をお持ちの子供がサッカーをやっている親御さん向けに記事を書いてきました。
簡単にまとめると、
①サッカーの間合いは、「 間合い = 距離 × 角度 」 です!
距離:目の前の相手が思い切り足を伸ばしてもギリギリ届かない距離
角度:相手が「来る」と分かっていてもヨーイドンで走って勝てる角度
②サッカーの試合で活きる間合いの取り方を、3つの状況に分けて説明しました。
1.動かない場合
間合いを意識しつつ迂回して勝てる角度までボールを運び縦ドリブルでDFを抜き去る
2.足を伸ばしてくる場合
ダブルタッチで交わし一瞬で置き去りにする
3.じりじり詰め寄ってくる場合
相手と自分との距離は変えないように、相手が近づいてくるなら自分も下がって距離を保ち、そしてさり気なく勝てる角度に迂回して一気に突破する
以上が、今回の全ての内容になります。
サッカーの間合いって考えれば考えるほど奥が深いなぁって思うんですが、理解が深まれば必ず子供のドリブルは武器になります!
是非、今回紹介した内容を少しでも参考にして頂き、子供と一緒に間合いについての知識をどんどん深めましょう!
ドリブルを武器にしたいと考えている親御さんは、こちらの記事も合わせてご覧下さい!
☞ サッカーのドリブルがメキメキ上達する4つの練習法【小学生編】 ☜
では、最後までご覧頂いありがとうございました(^^)
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