【本日の悩み】
- サッカーのトラップが上達する練習法が知りたい
こんな疑問をお持ちの小学生のお子さんのサッカーを応援しているパパ向けに、今回は記事を書いていきます。
※私自身については、こちらのプロフィールに詳しくまとめているのでご覧下さい。
サッカーの基本「止める・蹴る・運ぶ」この3つのポイントは、サッカーにおいてとても大事な部分で、日々の練習で少しずつ身に付けていかなければなりません。
今後、Jクラブユースのセレクションを受けたいと考えているのであれば、お子さんのトラップ能力が低いと落選してしまう可能性があります。
現に私の友人の子供は、ドリブルは抜群に上手いけどトラップ能力が低いが原因でセレクションに落ちてしまいました。
トラップ能力はプロになる為には重要ですが、小学生のうちから基本が出来なければ審査員の目にはなかなか止まらないって事ですね…。
なのでトラップが苦手なのであれば今回伝える内容を参考にして頂き、お子さんの苦手が得意に変わるように少しずつ練習してみて下さい!
私の息子は、最近少しずつゴロや浮き球のトラップが上達していっている事が目に見て分かるようになってきました(^^)bb
さて今回の記事の中身は、
- サッカーのトラップが苦手を克服する7種類の練習法
- サッカーのトラップが出来るようになった子供の未来
この2つについて紹介していきます!
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サッカーのトラップが苦手を克服する7種類の練習法
これから紹介する内容は、我が家で息子と一緒にやっている練習法になるんですが、注意して頂きたい事は、1日や2日でトラップは絶対上手くなる事は有り得ません。
”日々の積み重ねがとても大事”
になってくるので、焦らず練習していきましょう!
では早速、トラップが上達する練習法について説明していこうと思いますが、今回紹介する練習は家でも出来る内容となっています。
【7種類の練習法】
- 1人で出来るトラップ練習法【1種類】
- 2人で出来るトラップ練習法【6種類】
それでは、それぞれについてやり方を説明していきます。
1人で出来るトラップ練習法【1種類】
【メニュー①:リフティング】
1人で出来るトラップ練習法としては、なんと言ってもリフティングがとても効果的です!
プロの試合を見ていて分かるように、浮き球をトラップする時は体の様々な部分でトラップをしているのをよく見かける事と思います。
ネイマールがなぜあんなにもトラップが上手いのかと言うと、体のどの部分でもリフティングをする事が出来るからです。
【ネイマールのリフティング動画】
どんな部分でも手のようにボールを扱えるようになる事が、トラップ能力を向上させるためにはとても大事な部分となります。
各々のチームによって考え方が色々あって、リフティングをやらないチームも沢山あるし、リフティングなんか必要ないとか考えているチームもありますが、私自身は、リフティングってとても大事だと思っています。
息子には毎日少しでもいいから家でリフティングをやるように言ってますが、リフティング練習の効果もあって浮き球のトラップは、最近メキメキ上達しています。
なので、もしお子さんがリフティングが苦手なのであれば、家での練習メニューにリフティングを盛り込んでみて下さい!
浮き球のトラップがメキメキ上達します(^^)
そしてインステップのみならず、インサイド、アウトサイド、ももなども少しずつ出来るようになる事をおススメします!
お子さんのリフティング能力を伸ばしたい時は、こちらの記事をご覧下さい。
☞ サッカーのリフティングが100回超えるコツとステップアップ練習法 ☜
2人で出来るトラップ練習法【6種類】
次に、お子さんと一緒に2人でトラップ練習をする方法を紹介していきます。
今回は、私が毎度練習を参考にさせて頂いている「REGATEドリブル塾」さんの練習法になるんですが、これから説明する練習内容は、久保建英選手が少年時代にお父さんとやっていたトラップの練習法になります!
練習内容は難しくはないので、是非、お子さんと一緒に練習してみて下さい!
「いやいや一緒になんて出来ないって思ってしまうかもしれません」が、大丈夫です。
私もサッカー初心者ですが、見様見真似でやっています。笑
難しい練習内容ではないので、1度やってみれば「こんな感じかぁ~」って分かります。
是非、お子さんのトラップを上達させる為に一肌脱いであげましょう!
ではまず、こちらの練習動画をご覧下さい。
動画内で紹介している6つの練習方法を、それぞれ簡単に説明していきます。
【メニュー②:基本的なパス&コントロール】
◎やり方
- パスを受ける側は欲しい足にパスを要求する。
- パスを出す側はトラップ後に要求された足にパスを素早く出す。
- 1~2を繰り返し行う。(1分×3セット程度)
◎練習の目的
- ゴロのボールのトラップ能力を向上させる
- 狙った場所にインサイドでパスを出せるようさせる
◎ポイント
- 助走をしないでインサイドパスが出せる位置にボールをトラップする
初めのうちはゆっくりと正確に行い、パスを出す側も受ける側もお互い慣れてきたら少しずつスピードを上げて練習してみましょう!
【メニュー③:コントロールオリエンタード①】
◎やり方
- コーン2つ(敵と見立てる)を並べる
- 受ける側はコーンの間に走り込みパスを要求する
- 出す側はコーン2つの間にパスを出す
- 受ける側は敵がいないスペースへ身体を開きインサイドでボールをコントロールする
- 2~4を繰り返し行う。(1分×3セット程度)
◎練習の目的
- パスの出してから遠い足のインサイドでトラップし、次のプレーに繋げるファーストタッチを身に付ける
◎ポイント
- 逆足にボールが来てもステップを踏み、身体を開いてボールコントロールする事を意識する
簡単な練習に見えますが、やってみると意外と子供は出来ないし試合を意識する事で練習の強度がUPします!
三角コーンがもし家に無い場合は、マーカーを代用してもOKです!
小さい三角コーンなんかもあります!
【メニュー④:コントロールオリエンタード②】
◎やり方
- コーン3つ(敵に見立てる)を三角形に並べる
- 受ける側はコーンの間に立ちパスを要求する
- 出す側は要求後パスを出す
- 受ける側は敵がいない方に身体を開き、スペースへボールをコントロールする
- 2~4を繰り返し行う。(1分×3セット程度)
◎練習の目的
- 敵の間でボールを受け、様々な形でボールコントロールする事を意識する
◎ポイント
- ただトラップするのではなく、敵がいないスペースへファーストタッチする事を常に意識する
メニュー③との違いは、敵に囲まれているかどうかの違いなんですが、試合では、よくこのような状況を目にしますね。
【メニュー⑤:浮き球のコントロール】
◎やり方
- 出す側はボールを手で投げる
- 受ける側は様々な部分でボールをコントロールする
- 1~2を繰り返し行う。(1分×3セット程度)
◎練習の目的
- 浮き球の基本的なボールコントロールを向上させる
- 浮き球でも次につなげるトラップを身に付ける
◎ポイント
- 素早くボールの落下時点に入ること
- ボールにバックスピンをかけること
浮き球のトラップを足元に止める為には、ボールにバックスピンをかけれるようになるとgoodですね。
【メニュー⑥:密集地でボールを受ける】
◎やり方
- コーン5つ(敵に見立てる)を並べる
- 受ける側はコーンの間に走り込みパスを要求する
- 出す側は受ける側の場所にパスを出す
- 受ける側はトラップして、直ぐ出す側にリターンする
- 2~4を繰り返し行う。(1分×3セット程度)
◎練習の目的
- 中盤の敵間のスペースに移動してボールを貰うイメージを作る
◎ポイント
- ボールを出す側とのタイミングを合わせる
- 出す側は受ける側の要求を受けてからパスを出す
【メニュー⑦:シャビのパス】
◎やり方
- 半径2m程度の円を描き、10個のマーカーを均等に円の上に置く
- 受ける側は円の周りを走る
- 出す側はマーカーの間にパスを出す
- 受ける側はダイレクトで出す側にボールをリターンする
- 2~4を繰り返し行う。(1分×2セット程度)
- 逆回りで2~4を繰り返し行う。(1分×2セット程度)
◎練習の目的
- 動きながらボールを貰いダイレクトでパスが出せるようになる
◎ポイント
- どこで受けても必ず円の中心にボールを返す
- 常に動きながらボールを受ける
あまり早く回り過ぎてしまうと、目が回ってしまうので注意して下さい(^^;)笑
以上の6種類が、親子2人で出来るトラップの練習内容となります。
初めは見様見真似でフワフワした感じになってしまいますが、何回かやれば動画を見なくても練習が出来るようになってくるので、是非お子さんと練習してみて下さい!
それと、「REGATEドリブル塾」さんの動画でも紹介してましたが、久保選手のお父さんが書いたこちらの本「おれ、バルサに入る!」に今説明してきた練習内容が書かれています。
お父さんがどのように久保建英選手と少年自体に向き合っていたのか、私自身もとても勉強になる1冊でした。
もっと子供のために私自身成長しないとなぁ…。
サッカーのトラップが出来るようになった子供の未来
私の息子もサッカーのトラップがメチャクチャ下手で、試合中にパスが回ってきても足元からボールが離れてしまっていたので、しょっちゅう敵にボールを取られていました。
そんな姿を見ていて、これじゃぁ話にならないなと私の中で思ってしまいトラップの練習をコツコツ一緒に練習してきたら、1年たった今、早いパスボールでも身体を上手く使ってトラップする事が出来るようになっています。
トラップが上達した事によって、子供にも変化が見えてきました。
【トラップが上達した子供の変化】
- プレーに余裕が生まれるくる
- 落ち着いて周りを見渡せるようになる
- ファーストタッチでスペースにボールを運べるようになる
- ドリブルを活かす事が出来るようになる
- パスを周囲にさばけるようになる
この様に、トラップが上達してくるとお子さんの試合中でのプレーにどんどん変化が見られてきます!
私の息子は、周りのサッカーが上手い子供たちに比べてサッカー能力が高い訳では無いんですが、誰よりも練習する事で苦手を克服してきています。
直ぐにトラップが上達する訳ではありませんが、コツコツ練習を重ねてお子さんのトラップ能力を向上させていきましょう!
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まとめ
「サッカーのトラップが上達する練習法が知りたい」
今回は、こんな疑問をお持ちの小学生のお子さんのサッカーを応援しているパパ向け記事を書いてきました。
簡単にまとめると、
①サッカーのトラップが苦手を克服する練習法は、7種類あります!
◎1人で出来るトラップ練習法【1種類】
- リフティング
◎2人で出来るトラップ練習法【6種類】
- 基本的なパス&コントロール
- コントロールオリエンタード①
- コントロールオリエンタード②
- 浮き球のコントロール
- 密集地でボールを受ける
- シャビのパス
②サッカーのトラップが上達してくると、試合中のお子さんのプレーに変化が見られてきます!
- プレーに余裕が生まれるくる
- 落ち着いて周りを見渡せるようになる
- ファーストタッチでスペースにボールを運べるようになる
- ドリブルを活かす事が出来るようになる
- パスを周囲にさばけるようになる
以上が、今回の全ての内容になります。
サッカーのトラップって、プロの試合を見ていると簡単そうに見えてしまいますが、実際にやってみると足元にボール納めたりする事ってかなり難しいです。
私なんかはサッカー経験者では無いので、「いつも子供にパパ下手~」って言われながらトラップの練習をしているんですが、下手なりに楽しく子供とやっています。笑
お子さんのトラップ能力はこの先とても重要になってくるので、是非、今回紹介した内容を少しでも参考にして頂き、トラップ能力を向上させてみて下さい!
そしてJクラブのセレクションに合格出来る事を祈っています!
では、最後までご覧頂きありがとうございました m(_ _)m
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