【本日の悩み】
- インステップトラップのコツが知りたい
こんな疑問をお持ちのお子さんのサッカーを応援しているパパ向けに、今回は記事を書いていきます。
※私自身については、こちらのプロフィールに詳しくまとめているのでご覧下さい。
サッカースキルにおいてトラップ能力はとても大事な部分で、中でもインステップトラップは浮き球をトラップする時に使います。
インステップトラップは練習をしていなければ勿論ボールをコントロールする事は出来ませんし、小学生で足元にボールをピタッと収められる選手は、とても少ないのではないでしょうか。
周りが出来ない事をあなたのお子さんが出来るようになればチームの中でも光る存在となってくる事は間違いないので、是非、今回紹介する内容を参考にして頂き、パパ練で周りの子供とどんどん差をつけていきましょう!
私の息子は、決してサッカーセンスがあるタイプでは無いので、その変わり人一倍努力をして出来ないことを出来る様にしています。その成果もあり、1か月で私のイメージに近いインステップトラップが出来るようになってきています!
さて今回の記事の中身は、
- インステップトラップをする時の3つのコツ
- インステップトラップが上達する3つの練習法
- インステップトラップを使う場面
こちらの3つについて詳しく説明していきます!
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インステップトラップをする時の3つのコツ
では早速、インステップトラップのコツについて解説していきますが、まずはこちらの酒井潤さんの動画からご覧下さい。
どうでしょうか?
リフティングからハイボールを上げてインステップトラップをしていますが、ボールが足元にピタッとコントロールされていますよね。
こんなインステップトラップが出来るようになれば試合中お子さんの武器になる事は間違いないので、今から伝える3つのコツを意識しながらお子さんと練習してみて下さい!
【3つのコツ】
- 膝を伸ばしつま先を斜め上に向けてボールの落下点で準備
- 落下速度に合わせて膝と足首を使ってボールの勢いを吸収
- 斜め下に足を引く(②と③はほぼ同時に連動)
では、インステップトラップをする時のそれぞれのコツについて解説していきます!
膝を伸ばしつま先を斜め上に向けてボールの落下点で準備
まず1つ目のコツとして、落下点を見極めインステップトラップの足の形を準備します。
イメージとしては、上の画像になります。
足の形を作る時に意識して欲しいポイントは、トラップする側の膝を伸ばす事とつま先を斜め上に向けてあげる事です!
最初のうちは意識しないと膝が曲がっていたりつま先が真っすぐ前や上を向いていたりする事が多いので、パパが優しくアドバイスをしてあげて下さい。
練習しているうちに自然とこの形が出来るようになればgoodです。
落下速度に合わせて膝と足首を使ってボールの勢いを吸収
2つ目のコツとしては、落下して来るボールの勢いを吸収してあげます。
イメージとしては、上の画像のようにトラップする側の足を膝を使って下に動かすんですが、この時、軸足に力が入り過ぎていると上手く体が使えないので力まない事が大切です。
息子には、ボールを卵と見立て卵が割れないように膝を柔らかく使うイメージを持とうって伝えてました。笑
斜め下に足を引く(②と③はほぼ同時に連動)
3つ目のコツとしては、ボールにトップスピンがかかるように斜め下に足を引きながら地面に着地させます。
この3つ目のコツは、2つ目のコツ(ボールの勢いを吸収)とほぼ同時に足が連動していきます。
トップスピンがかかったボールが、自分の足元に収まればgoodです。
初めのうちは、あちこちにボールが飛んで行ってしまいますが、何百回もやっているうちにコツが少しずつ分かってきて足元にボールが収まるようになってきます。
では次に、今伝えた3つのコツを意識しながらインステップトラップの練習をしてみます。
インステップトラップが上達する3つの練習法
ここでは、家で1人でも出来るインステップトラップの練習法を説明していきます。
先ほどの酒井潤さんの動画では、最初の部分はコツについて触れてくれていて、44秒辺りから一人で出来る練習を解説してくれています。
動画内で紹介してくれている練習法を【レベル1~3】まで分けてみたので、お子さんが出来る様になってきたらレベルを上げて練習してみて下さい。
- レベル1:足裏でボールを弾ませる(ボールたたき)
- レベル2:落下してくるボールをインステップでキャッチ
- レベル3:落下してくるボールをインステップトラップ
では、それぞれのレベルについて簡単に説明していきます。
レベル1:足裏でボールを弾ませる(ボールたたき)
レベル1は、ボールに慣れる練習として足裏でボールを弾ませます!
我が家ではボールたたきって呼んでいるんですが、意外と簡単そうに見えて実際やってみると難しいです。
息子には目標として、片足それぞれ連続50回、両足交互50回程度で出来るようになるまで練習をさせました。
レベル2:落下してくるボールをインステップでキャッチ
レベル2としては、落下してくるボールにタイミングを合わせる練習としてインステップでキャッチします。
動画での酒井潤さんは、簡単に両足交互でリフティングのようにボールをインステップでキャッチしていますが、これは相当難しい!
未経験者の私なんかは全く出来ませんが、息子は利き足をかなり練習して2週間くらいかけてようやく出来るようになりました!
逆足は今でも悪戦苦闘で日々練習中です(^^;)
レベル2は難しいので、最初のうちは手でボールを上にあげてインステップでキャッチする練習からやってみましょう。出来るようになってきたら逆足でも練習をして、最終的には足だけで両足交互が出来るようになれればかなり凄いです!
レベル3:落下してくるボールをインステップトラップ
レベル1とレベル2がある程度出来るようになれば、大分お子さんの体にインステップトラップのやり方が染みついてきていると思うので、最後にレベル3のインステップトラップを実際に練習していきます。
まずは、手でボールを上に投げてインステップトラップをするやり方からやってみましょう。
この時に大事な部分は、3つのコツを意識することです。
【3つのコツ】
- 膝を伸ばしつま先を斜め上に向けてボールの落下点で準備
- 落下速度に合わせて膝と足首を使ってボールの勢いを吸収
- 斜め下に足を引く(②と③はほぼ同時に連動)
私は携帯の動画で子供がトラップするところを撮影しながら、自分の足の使い方が合っているのか一緒に確認して、何度も繰り返し練習させました!
トラップしたボールを自分の足元付近にトップスピンをかけて収められるようになってきたら、リフティングからハイボールを上に蹴り上げ落下してくるボールをインステップトラップ出来るようにどんどん練習していきましょう!
もしお子さんがインステップリフティングがあまり得意でなければ、こちらの記事を参考にして下さい。
冒頭でも伝えましたが、息子の場合だと、3つのコツを意識させながらレベル1~3のトラップ練習を毎日10~20分程度させたんですが、1か月で私のイメージに近いインステップトラップが出来るように上達しました(^^)bb
後は、実践でどんどん経験値を積んでいって欲しいですね。
私の息子は要領が良い訳ではないので、要領が良いお子さんだともっと早く上達していくはずです。
携帯で練習を始める前と1か月後の動画を見比べてみると子供の上達がより実感出来ますよ!
では最後に、今伝えてきたインステップトラップを使う場面って試合中どんな時なのか簡単に説明をして終わります。
インステップトラップを使う場面
インステップトラップを使う場面として一番考えられるシーンは、サイドチェンジなどのロングボールを処理する時に使います。
元サッカー選手だったロナウジーニョ選手とかは、相手に体をぶつけられても強靭な体幹とテクニックがあったので簡単にインステップトラップが出来ていましたが、相手に体をぶつけられている状況ではなかなか小学生でインステップトラップする事は難しいはずです。
なので、試合中フリーでボールをトラップ出来るタイミングが来たら練習したインステップトラップを使ってみましょう!
サラッと簡単にトラップ出来れば、「あいつのトラップやばくない?!」って周りでガヤガヤ騒がれる事は間違いないです。笑
サッカーにおいて、「蹴る・止める・運ぶ」この3つはとても大事な部分なので、もっとトラップについて学びたいパパさんは、こちらの本がおすすめです!
トラップについて深く勉強できる本
風間八宏さん(元サッカー選手&サッカー指導者・解説者)が監修している本ですが、図解があって読みやすく未経験者の私でも「なるほどですね」って共感できる部分が沢山ありました。
子供とトラップ練習する方法を沢山教えてくれているので、練習する事が山盛りで時間が足りません…笑
本当はコーチとかに質問をして色々教えてもらう事が出来れば良いのかもしれませんが、そんな時間なんて絶対無いですよね。まぁ知り合いにサッカーコーチとかいれば別ですが、私の周りにはそんな人がいないので、日々自分自身で色々なところから情報を取り入れて勉強しています!
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まとめ
今回は、「サッカーのインステップトラップのコツが知りたい」こんな疑問をお持ちのお子さんのサッカーを応援しているパパ向けに記事を書いてきました。
簡単にまとめると、
①インステップトラップのコツとしては、3つあります。
【3つのコツ】
- 膝を伸ばしつま先を斜め上に向けてボールの落下点で準備
- 落下速度に合わせて膝と足首を使ってボールの勢いを吸収
- 斜め下に足を引く(②と③はほぼ同時に連動)
②インステップトラップの練習法としては、レベル1~3まであります。
- レベル1:足裏でボールを弾ませる(ボールたたき)
- レベル2:落下してくるボールをインステップでキャッチ
- レベル3:落下してくるボールをインステップトラップ
③小学生がインステップトラップを使う場面としては、サイドチェンジなどのロングボールをフリーでトラップ出来るタイミングが来た時にやってみましょう!
以上が、今回の全ての内容になります。
インステップトラップは沢山トラップの種類がある中の1つになりますが、自分のイメージ通りのトラップが出来るようになれば次の動作を落ち着いて対応する事が出来るようになります。
トラップが下手な選手は、見方からもなかなかパスが回ってこないし、足元からボールが離れていては敵にボールを奪われてしまう事が多いので、少しずつ基本を身に付けていきましょう!
この他にも小学生で出来るトラップ8種類について解説した記事もあるので、時間があれば合わせてご覧下さい!
では、最後までご覧頂きありがとうございました m(_ _)m
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